趣味で集めたマイクやカメラ。
こういった保管に気を使うものが結構多くなってきて、2020年7月に防湿庫を導入した。
導入してそろそろ1年が経過するので、レビューをしていきたい。
防湿庫の必要性
マイクやカメラは保管方法が大事。なかでもカメラは値段がそれなりにして、マジで気を使う。
コンデンサーマイクは湿気に弱い
僕が持っているSHUREの『BETA87A』のようなコンデンサーマイクは、
空気の振動(音)を集音するための振動版(ダイアフラム)が薄く作られていて、とても繊細な作りになっているんだけど。
湿度が管理されていない所に放置すると、サビたりカビが生えたりする。
そうすると正常な機能が失われてしまうんだ。
カメラも湿気に弱い
カメラも同じく湿気に弱い。
湿度の変化によって、レンズに汚れがついてくもってしまったり。
カビが生えてしまったら使い物にならなくなってしまう。
IDEX防湿庫 60L
僕が実際防湿庫に入れている物はこちら
カメラはSONYのα6600、SIGMAの単焦点レンズが2本、GoPro8。
マイクはSHUREのBETA87A、SM93。などなど。
これらを保管するためにIDEXの容量60L防湿庫を購入した。
IDEX防湿庫は湿度を管理してカビ予防
IDEXの防湿庫はペルチェ除湿ユニットが付いていて、1%単位で湿度を設定できて常にその湿度になるように運転してくれる。
設定湿度は前面の操作パネルで簡単に変更可能。
IDEX防湿庫の庫内は3段構造
庫内は3段構造になっていて、上2段は引き出しになっている。
1つはレンズを置きやすい形状のスポンジが敷いてあって便利。
もう1つは平らなスポンジが敷いてあってなんでも収納できる。
一番下も平らになってる。
IDEX防湿庫は棚の高さを変更できる
棚の上2段は取り外しができて、取り付け位置を変更して高さを変えられる。
自分の入れたいガジェットに合ったサイズに変更可能。
高さ変更は引き出しを引き抜いて、レール部分を上に持ち上げると取り外せるので好きな高さにして戻せばいいだけ。
IDEX防湿庫はLED庫内照明を装備
庫内が見えるようにLEDの照明が付いていて、操作パネルで点灯させることができる。
右側からしか照らされないから庫内全体が見えるようになるわけじゃないけど、必要十分。
IDEX防湿庫は施錠可能
扉に鍵が付いていて盗難のリスクを下げられる。
ガラスを割られたり、防湿庫ごと持っていかれるリスクはあるけど。
IDEXの防湿庫は3年保証
IDEXの防湿庫は3年の保証が付いてい安心。
実は先日防湿庫の湿度が下がらなくなり、無償で除湿ユニットを交換したばかりだ。
除湿ユニットを無償交換した流れ
2020年7月に購入して以来湿度が40%で保たれていたんだけど、2021年4月に入ったぐらいの時に湿度が50%まで上がっているのに気が付いた。
設定を変えてみたりしても変わらないので、IDEXのお問い合わせフォームから問い合わせをした。
すると次の日の夕方にはメールで返事が来ていた。対応早すぎ。
担当の宮本さんによると
『湿度が下がらないのは除湿ユニットに不具合が生じている可能性が高い』
とのことで、無償で対応してもらった。
この時対応方法が2つあって
- 交換部品を送ってもらい、自分で交換する方法(交換した部品は送り返す)
- 防湿庫をIDEXに送って、直してもらう方法
無償対応なのでどちらも着払いで送り返せばOK。
僕は防湿庫を送るのがめんどくさかったので部品を送ってもらって自分で交換するほうを選んだ。
交換部品と一緒に交換手順書と、着払いの伝票が入ってた。
IDEXオンラインストアで購入すれば保証書は必要無し
防湿庫は楽天市場のIDEXオンラインストアから購入したんだけど。
問い合わせをした段階で確認がとれたらしく、保証書の提示は必要なかった。
除湿ユニットの交換方法
除湿ユニットの交換はとても簡単で、手順書を参照すれば誰でも可能。
工具はプラスドライバーが必要。
まず防湿庫の裏側に繋がっている電源のケーブルを外す。
次に庫内のユニットに繋がったケーブルを外す。
そして庫内についているネジ4本をドライバーで外すと、防湿庫裏側の方向にユニットが外れる。
逆手順で新しいユニットを取り付けて作業終了。